最近ローウィンよりも遭遇頻度が高い気がするゼンディカーについて考えてみようと思う。
まず、ゼンディカー含んだデッキタイプとして思いつく限り挙げられるのが
①RGヴァラクート
②上陸ボロス等の上陸デッキ
③吸血鬼
④エルドラージ系
⑤対立(パタリバタッチしてるのもある)
⑥蔦デッキ
⑦ジェイスコン

とこれだけある。
まず①のヴァラクートから

見たことあるデッキは、大まかにわけるとTSPとの《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》を使ったタイプ、自分も組んでるLRW使った《風景の変容/Scapeshift(MOR)》を使ったタイプの二つ。
M11後は基本セットはどれもM11で固定されている。
前者はビートに対し絶望を、後者は突然死を与えてくれる。
基本的に速攻には両者とも余り強くない。また、こういうデッキの宿命か、《ハルマゲドン/Armageddon(6ED)》やコンボに対してものすごく弱く、月がブッ刺さるのでスタンほどの制圧力はないものの、中速ビートやカウンターないコントロールを使ってると普通に死ねる。

②ほとんどがRAVと組んで、色タッチしてボブ入れてる。
基本的に小粒なので軽量除去でバチュンバチュンすれば勝てる。除去の優先度はボブ>オオヤマネコ=ムカデ>>>その他
先達は単騎ならある程度ペチペチさせても良い。
稲妻、らせん、場合によっては黒焦げ《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》もあるのでライフは第一に考える。
ビートのミラーだと相手がフェッチのショックランドのダメージでかなり削れてくれるので、稲妻のらせんをたくさん引かれなければラクにいける。軽量ビートだが、月はブッ刺さる。

③注意すべきクリーチャーは壁をどかしてくる《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》、《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》、《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
たまに《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(ROE)》と《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》から大ダメージをたたき出してくることもある。《剣を鍬に/Swords to Plowshares(4ED)》を《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》に合わせるために温存するプレイングも大事。
組んでるエキスパンションはTEで不毛や《非業の死/Perish(TMP)》を積んだタイプ、ODで《生き埋め/Buried Alive(ODY)》からの《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》ビートや《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》を取り入れたタイプ、IAと組んで《暗黒の深部/Dark Depths(CSP)》を入れたタイプがある。
TEは不毛連打やブンされなければ比較的ラク、問題はODとIAのタイプだ。
生き埋め《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》は壁を出しても押し切られたり、場合によっては《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion(ODY)》が飛んでくる。
幸い《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》はブロックできず、小型クリーチャー主体でありスロットを多く取ってる以上除去もそこまで多くないのでビートなら押し切れることも多い。
コントロールは《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》はしっかり《剣を鍬に/Swords to Plowshares(4ED)》すること、《生き埋め/Buried Alive(ODY)》は通さないこと、《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》は2発目移行は確実に当ててくるので余裕があれば打ち消すべきだ。
IAはDDコンボをほぼ100%搭載しており、《Contagion(ALL)》も積んでいるため、赤緑系のビートダウンは非常に厳しい。
また、《強迫/Duress(M11)》、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》両方を搭載しているのでカウンター主体のコントロールでも厳しいものがある。
一番は置物による対処だ。初手針コール《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》は非常に効果的、《不毛の大地/Wasteland(TMP)》や《黄塵地帯/Dust Bowl(MMQ)》を構えるのもいい方法だ。

④エルドラージ系は基本2種類。マナ加速でエルドラージぶっ放すランプ系と《実物提示教育/Show and Tell(USG)》や《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》、《再誕のパターン/Pattern of Rebirth(UDS)》でマナを踏み倒して出してくるデッキだ。
ランプ系はトロンタイプ、エルフタイプ、マナアーティファクトタイプがある。
トロンタイプは基本的に青単で軽量ドロー、ハリマーやジェイスでウルザランドを集め、エルドラージをたたきつけてくる。マナアーティファクトも入っている。
このデッキで注意したいのが油断すると《全ては塵/All Is Dust(ROE)》が飛んでくる点。クリーチャーのみならずプレインズウォーカーやエンチャント全てをふっ飛ばしてくるので警戒は怠らないべきだ。
個人的に当たったらしていることは《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》を通さないこと。サクられる前に気化で飛ばせるなら確実に飛ばせるようにしてるし、カウンターもよくする。ウルザランドが揃うと《天才のひらめき/Stroke of Genius(USG)》やファッティ召還などロクなことがないし、確実にサーチできるカードはそれしかないからだ。
エルフ型は速度はあるけれども基本的にロフェロスとティタニアを潰せば余り苦労はしない。しかしガラクには注意。
マナアーティファクトタイプはモノリス、キーを中心に潰すこと。モノリスをディッチャしてキーに針をさせればだいぶラクになる。
コンボ系について前者2つはレガシーのSnTとほぼ同じである。
ディスペルやピアス、コジレックまでが飛んでくるので非常に辛い。
ただ、レガシーと違い、Willがなく、《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》等の加速手段がサクリファイスランドしかないため、そこまでの速度はもっていない。信頼のおける選択肢がエムラクールしかないため(《大祖始/Progenitus(CON)》が採用できない)引きにも左右されやすいのが弱点か。
囲いを撃つときは、一枚ずつならエムラを落とそう。
パタリバのデッキは主に対立デッキとハイブリットになってることが多いので対立の項に書くことにする。

コメント

てるよ
てるよ
2011年1月26日2:19

フェッチとジェイスが2chd的に強いですね
ブロック内でのシナジーも大きいですし

顎無
2011年1月26日3:21

てるよさん>>
ですねー。
基本的に2chdでは一つのブロック内で完結したアーキタイプやシナジーは強いし扱いやすいですよね。
部族然り親和然りマッドネス、スレショ然り。

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