2chd変遷続き

2008年後期
シャドームーア爆誕。
反射池やフィルターランドの登場により更にマナ基盤が強固になる。
キッチンは緑か白が出るデッキならほぼ全てのデッキに投入され、多くの人々の頭を悩ませた。
極めつけはペインターコンボの登場だ。
テンペストのマナ加速と2マナランド、ローウィンのパワーカードをふんだんに使え、安定性が高く引きによっては1ターンキルも可能であるこのデッキは、大人しめのコンボしか作れなかった2chd環境に大きな変化をもたらした。
またサバイバルデミゴットや直観デミゴットといったデッキも登場し、直観デミゴとペインターのハイブリッドは様々な人に使われた。
土地パワーカードコンボとなんでもござれのエキスパンションに、一時はローウィンとシャドームーアを一つずつのブロックとして分離しようという話も飛び出した。
しかしながらこの時環境を席巻したのは上記のデッキではなく、4thMMLRWのマーフォークだった。
ウィルと薬瓶と不毛を除けば、レガシーのものとほぼ変わらない構成にできるこのデッキは5週連続で決勝に残り続け、比較的好き勝手にデッキを選択していた人々もこぞってフィッシュを意識したデッキを持ち寄るようになった。
中にはサイドボードにマーフォークの暗殺者を積む者まで現れた。